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2011年05月09日

●住宅の安全性とは何なのか?

2011年3月11日
この日、日本史上忘れられない日となってしまった。

今日は震災から2ヶ月が過ぎようとしていますが、やっとすこし震災の事を考えるというか書くというかとにかくそんな気分になれた。

別にこの間何もしていないのではなく、私なりに募金や、炊き出しのお手伝いをしてきた。
でもココで書く気はなかった、いやここで発言する気にもなれなかった。

マスコミの受け売りみたいな発言もイヤだし、同じこと言って全く責任感のない発言もイヤだった。

都内では、人通りの多い所では、30m置きに募金箱を持った人が立っていた。
そんな姿を見て、スマンスマン今日も僕はコンビニで募金したから勘弁してねと心のなかでつぶやきながら通りすぎていく自分がなんとはなしに後ろめたい気分でした。

そして今日ココに書くという気分になれたのは自分はボランティアは一過性でしか出来ない。
たとえば自分には、1ヶ月ボランティアは出来ないと思う。
ならばこの仕事を通してなにか貢献する方法しかないと思ったからだ。
この考えもずいぶん言われているけど自分なりに考えてみた結果です。

この方法のほうが長続きすることは確かな事だし、私以外の人も同じ考えだという人もるのでは、毎日の仕事のなかで、ちょっとた空き時間に東北の被害者の事を祈っている。

祈りが一番大切なことで、そこから行動に移す。当社のお客様も被災されて今年の仕事がすべてキャンセルになったと聞いて、これからどうするかわかりませんが身近に被災されている友人から私になにが出来るか本人に聞いて直接支援できるような行動をしようと思っています。

私の仕事は住宅にかかわることなので住宅の安全性などこれからの課題になると思います。
耐震性と津波の問題は分けて考えるべきだと思うし。なぜなら地震で人命を落として人よりも津波の被害のほうが大きいからだとおもいます。

住宅の冷暖房もエネルギー問題に直面して来るでしょう。少ないエネルギーで冷暖房ができればいいのですがその辺も課題になる事です。

住宅の主要構造部から内装までいたる部分について多くの建築家や技術者が提案すると思いますが住む人にとって一番いいと言うのとコストが掛かるという仕組みはあまり受け入れたくないです。

お金を掛ければいい家ができますよ的な住宅は、住む人の選択支がなくなってしまいます。
どうかお金かけずに知恵だして建築家のみなさんお願いします。世界がみてますよ。

今後もなにか不定期で発作的に書いてみたいとおもいます。

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